赤ら顔対策!肌の赤みの原因とスキンケアアイテムの選び方

顔の赤みはコンシーラーや化粧下地で隠す方法もありますが、スキンケアで根本から改善できれば、すっぴんでも自信が持てるようになります。

「でも、赤ら顔向けの化粧水も多く販売されていて、どれを選んだらいいのか迷う…」という方も多いでしょう。

そこで、今回は肌の赤みに悩んでいる方に向けて、原因別スキンケアアイテムの選び方を紹介します。

あなたの肌に合ったケアで、明るく健康な肌を目指しましょう!

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すっぴんの顔が赤いのはなぜ?

  • いつも頬や鼻が赤い
  • 赤い部分に痛みやかゆみがある
  • 赤い色ムラが気になる

「赤み」と言っても症状はさまざまで、お肌が赤くなる原因もいくつかあります。

主な理由を紹介するので、自分がどれに当てはまるのか考えてみてくださいね。

敏感肌

「顔の赤み」は、敏感肌の方に特に見られる症状です。

ふと気づくと顔が赤くなっていたり、痛みやかゆみを感じたりしていませんか?

敏感肌の人は、肌のバリア機能が弱まっているケースが多いです。

肌の刺激を防ぐ力が低下している状態なので、ちょっとしたことで肌が反応してしまうんですね。

例えば、髪の毛が顔に触れたり、衣服の繊維が擦れたりするだけで肌が赤くなるなら敏感肌の可能性が高いでしょう。

皮膚が薄い

赤みが気になるとき、肌の表面に細い血管が透けて見えていませんか?

これは「毛細血管拡張」という現象です。

特に、毛細血管が多い頬や小鼻周りが赤くなりがちです。

遺伝的に皮膚が薄くて血管が見える方もいますが、中年以降の女性にもよくみられます。

「メイク落とし・洗顔で強くこする」「過度なマッサージ」などの積み重ねによって肌が薄くなることもあるんです。

酒さ

「酒さ(しゅさ)」とは、一般的に「赤ら顔」とも呼ばれる皮膚疾患です。

頬や眉間など部分的に赤くなるのが主な症状ですが、悪化すると以下のような症状が出てきます。

  • 顔全体が赤くなる
  • 火照りやヒリヒリ感が生じる
  • 膿の溜まったニキビのようなものができる
  • 鼻が赤く腫れる(鼻瘤)

酒さの原因はまだはっきりと解明されていませんが、ステロイドの長期使用・紫外線・ストレス・ダニなどが症状を引き起こすと考えられています。

誤ったスキンケアを行うと悪化することもあるので、当てはまるようなら一度皮膚科を受診した方がよいでしょう。

ニキビ・慢性的な肌荒れ

赤ニキビが多く発生した部分では炎症が起きているため、皮膚自体も赤く見えます。

ニキビ跡が完全に治る前にまた新しいニキビができると、肌の炎症がなかなか治まらず、赤ら顔状態が長引いてしまうので要注意。

また、慢性的な肌荒れでは肌の表面の角質層が正常に形成されず、必要な水分も保持できなくなります。

粉吹きや皮剥けが起こることで肌が敏感になり、かゆみやかぶれ・吹き出物・赤みにつながるのです。

赤みの原因別おすすめスキンケア

肌が赤くなる原因によって、おすすめのスキンケアアイテムが異なります。

それぞれに効果的なものを紹介するので、自分のお肌に合った商品を選んでくださいね。

敏感肌には無添加・アルコールフリー

香料・保存料・アルコール・鉱物油といった成分は、お肌に刺激を与える可能性があります。

「赤みが出やすい」「化粧品でヒリヒリする」という敏感肌の方には、肌への刺激を抑えた無添加やアルコールフリーの製品がおすすめです。

化粧品やクリームを買う前に成分表示をよく読んでくださいね。

肌の反応に注意しながら、刺激の少ない製品を使って、肌の健康を保ちましょう。

皮膚が薄いならセラミド配合

セラミドは皮膚の角層に存在し、肌のバリア機能を強化する役割を担っています。

皮膚が薄いとこのセラミドが不足しがちになり、肌のバリア機能が低下し、結果的に肌が敏感になると言われています。

そこで、肌の下にある毛細血管が透けて見える方はセラミドを含む保湿剤や美容液を使うのがおすすめです。

肌に必要なセラミドを補い、バリア機能を強化していきましょう。

酒さは保湿成分重視

酒さのお手入れには、しっかりとした保湿が欠かせません。

肌の水分を保ち、乾燥を防ぐことで、酒さによる赤みや火照りを和らげましょう。

高い保湿力をアピールしている製品、特にヒアルロン酸やコラーゲンを含む化粧水を選ぶとよいでしょう。

ただし、酒さの症状が重く、自宅でのケアでは改善しない場合は皮膚科を受診してくださいね。

ニキビには抗炎症成分

ニキビ・慢性的な肌荒れによる赤みの場合、抗炎症成分を含むスキンケア製品を選びましょう。

炎症を抑えることで赤みを軽減し、肌荒れの改善にもつながります。

抗炎症成分として知られているものには、

  • グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)
  • グリチルレチン酸ステアリル
  • アラントイン
  • アズレン

などがあります。

毎日のスキンケアで抗炎症成分を取り入れて、お肌の回復をサポートしましょう。

まとめ

今回は、肌の赤みが気になる方に向けて、スキンケアアイテムの選び方を紹介しました。

原因に応じたスキンケア製品でお手入れすれば肌状態の改善につながります。

もし、日々のケアを見直しても改善が見られない場合、または皮膚の炎症が悪化していると感じる場合は皮膚科専門医に相談しましょう。

お肌の健康を取り戻すために、今日からできることを考えてみてくださいね。

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