愛する我が子がお腹の中にいる時は、
「早く対面したい」
という思いでいっぱいですよね。
ただ、いざ我が子と対面し、子育て生活が始めると、
「疲れた・・・」
となってしまうこともあるのです。
この記事を見ている方の中にも、子育てに疲れを感じている方がたくさんいるでしょう。
そこで今回は、子育てに疲れを感じる原因や対処法、それから注意点について詳しく解説していきます。
子育てに疲れるのはよくあること?
子育てに疲れを感じている方の中には、
「母親(父親)である自分が、疲れを感じるなんて悪いことだ」
と後ろめたい気持ちになってしまっている方もいるでしょう。
ただ、子育てにおける疲れというのは、多くのお母さん、お父さんが感じていることですので、決して悪いことではありません。
むしろ、子育てにおける疲れに目をつぶり、気づかないふりをする方が危険ですので、正しく対処していくようにしましょう。
子育てに疲れる原因って何?
子育ての疲れを解消するためには、ひとまず原因を探らなければなりません。
以下、子育てに疲れる原因として考えられることをいくつか紹介していきます。
自分の時間がない
子育てが始まると、自分の時間がほとんどなくなります。
特にお母さんの場合は、一日中子どもと一緒に生活をすることになりますので、独身時代や子どもがいなかった時に比べると、自分の好きなように使える時間が減ってしまうでしょう。
こうなると、少しずつストレスを感じるようになり、ストレスのレベルが一定に達すると、
「もう疲れた・・・」
「解放されたい・・・」
と思ってしまうようになるのです。
思い通りに進まない
小さな子どもは、元気に動き回ったり、大きな声で泣いたり、その時の感情に任せた行動を取ります。
そんな小さな赤ちゃんをあやすのも育児の醍醐味と言えますが、それが毎日となると疲れてしまいます。
この記事を見ている方の中にも、
「家事が一生終わらない」
「お昼寝ができない」
と悩んでいる方もいるでしょう。
このように、物事が思い通りに進まないということも、育児におけるストレスを抱える原因になるのです。
周囲に頼れる存在がいない
実家から遠く離れた場所で育児を行っている方の中には、周囲に頼れる存在がいない方もいるでしょう。
このような場合は、お父さんとお母さんが協力しながら子育てを行っていくことになります。
これがプレッシャーになってしまい、疲れたと感じてしまうこともあるのです。
頑張りが認められない
子育てと家事を両立しているお母さんは、誰よりも凄いです。
ただ、この頑張りを認めてもらえる機会はかなり少なく、ほとんどの場合は、
「お母さんだから当たり前」
「それくらいできて当たり前」
という評価をされてしまうのです。
毎日必死で頑張っても認めてもらえないということも、育児疲れの原因の1つと言えるでしょう。
子育てに疲れた時の正しい対処法
では次に、子育てに疲れた時の正しい対処法について詳しく解説していきます。
育児にストレスを抱えている方は、是非参考にしてみてください。
好きなものを食べる
子育てに疲れた場合は、自分のことをねぎらってあげることが大切です。
自分が好きなものを食べたり、ちょっとお酒を飲んだりして、普段頑張っている自分を慰めてあげましょう。
好きなものを食べたり、飲んだりすることによって、日常におけるストレスを発散しやすくなりますので、気持ちを切り替えられる可能性が高くなります。
家族に協力をお願いする
育児というのは、本来一人で行うものではありません。
お父さんとお母さんが協力して行うのが基本ですが、お父さんが仕事に行っている間はどうしてもワンオペになってしまいますよね。
ただ、育児に慣れていない場合は、短時間のワンオペ育児でも辛く感じてしまうことがあります。
そんな時は、自分の両親や相手の両親に相談して、協力してもらうようにしましょう。
時短家電を取り入れる
子育ての負担を軽減するためには、時短家電の導入がおすすめです。
時短家電を導入することにより、自分の負担を軽減しやすくなります。
また、
「サボってしまった」
というような罪悪感を抱くこともなくなりますので、安定したメンタルを維持できるようになるのです。
家事代行や食材宅配を上手に活用する
近年では、
・家事代行
・食材宅配
というような便利なサービスがたくさん登場しています。
このようなサービスを活用するということも1つの方法です。
食材宅配や家事代行を活用することによって、家事や料理についてもぬかりなく行えるようになります。
中には、
「そんなところにお金をかけるのはもったいない」
と考える方もいますが、考え方によっては「投資」になります。
なぜなら、便利なサービスを活用することによって、お母さんの負担を軽減できるようになるからです。
頻繁に活用すると高額なコストがかかってしまいますが、たまに利用する分にはそこまで高額なコストはかかりませんので、タイミングを見計らって活用していくようにしましょう。
自分を褒める
子育てに疲れを感じている方は、とにかく自分を褒めてあげることが大切です。
先ほども解説したように、お母さんという仕事はどれだけ頑張っても周りから認めてもらえないことが多いです。
このような状態が続くと、自分への自信をどんどん失ってしまい、育児に対するモチベーションが完全に0になってしまうこともあります。
そうなると、育児ノイローゼなど、心の病を発症する可能性も高くなりますので、1日の終わりに、
「今日も頑張った、すごいぞ私!」
と必ず自分を褒めてあげるようにしましょう。
運動をする
適度な運動はストレス発散に繋がります。
運動をして汗を流すことによって、日々の疲れなどを吹き飛ばしやすくなりますし、健康な体を維持できるようになります。
小さなお子さんを育てている場合、運動の時間を確保できないこともあると思いますが、時間を見つけてランニングやジョギング、筋トレなどに挑戦してみてください。
子育てに疲れた時にやってはいけないこと
では最後に、子育てに疲れた時にやってはいけないことをいくつか紹介していきます。
自分を追い込む
子育てに疲れを感じている方の中には、
「こんなことで疲れていたら母親は務まらない」
と、自分を追い込んでしまう方もいますが、この考えは間違っています。
母親も人間ですので、疲れる時もありますし、投げ出したくなる時もあります。
そんな時は、このような感情を否定するのではなく、全て受け止めて自分を慰めてあげることが大切です。
そうすることにより、日々の疲れやストレスを常時に発散できるようになり、楽しく育児に挑戦できるようになるのです。
他人と比較する
子育てに疲れを感じている方、自分の子育てに自信を持てない方の中には、他人と比較してしまう方がいます。
「あの子のお母さんはあんなに楽しそうに子育てをしている・・・」
このように、よその家と比べてしまうと、自分に対する自尊心がどんどん失われていきます。
子育てに限った話ではありませんが、他人と比べていいことなど1つもありませんので、自分の頑張りに目を向けて、ストレスと上手に向き合っていくようにしましょう。
一人で全て抱え込む
ワンオペ育児をしている方の中には、全て一人で抱え込んでしまっている方もいます。
ただ、先ほども解説したように、育児というのは一人で行うものではありません。
自分の負担が大きくなりすぎていると感じる場合は、
・旦那
・家族
などに協力をお願いしましょう。
まとめ
子育てに疲れを感じているお父さんやお母さんは意外とたくさんいます。
特に、毎日子どもと一緒にいるお母さんは、育児に関する疲れを感じやすいです。
この状態を放置してしまうと、自分への自信や自尊心を完全に失ってしまい、育児ノイローゼなどの心のトラブルを発症する可能性が高くなります。
こうなってしまうと、子どもにも大変な思いや辛い思いをさせてしまいますので、今回紹介したことを参考にしながら、ストレスや疲れと上手に向き合っていきましょう。