子育てに奮闘しているパパやママの中には、
「子育てで後悔したくない」
そう考えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、先輩パパやママが後悔していることと、子育てで後悔しないためのコツについて、詳しく解説していきます。
子育てに後悔は付き物?
子育てで後悔したくないと考えているパパやママはたくさんいますが、はっきり言ってしまうと、
「子育てにおける後悔は1つもない」
というパパやママはほとんどいません。
特に、初めてパパになった方、初めてママになった方は、右も左もわからない状態ですので、1つや2つくらいは後悔が残ってしまうでしょう。
中には、
「絶対に後悔したくない」
と張り切りすぎてしまう方もいますが、これをやってしまうと自分たちが疲れてしまい、育児ノイローゼになる可能性が高くなりますので、あまり気を張らず、リラックスした状態で子育てに挑みましょう。
とはいえ、できるだけ子育てにおける後悔は減らしたいものですよね。
そのような方は、今回紹介することを参考にしながら、事前に知識を身につけたうえで子育てに挑戦してみてください。
先輩ママやパパが子育てで後悔していることとは?
では早速、先輩ママやパパが子育てで後悔していることについて、詳しく見ていきましょう。
きつく叱りすぎた
先輩ママやパパの中には、
「子どもをきつく叱りすぎた」
と後悔している方もいます。
子どもが間違ったことをしたら叱るというのは、親の務めです。
そのため、絶対に叱ってはいけないというわけではないのですが、あまりにもきつく叱りすぎてしまったり、手をあげてしまったりすると子どもが間違った方向に進んでしまう可能性が高くなります。
子育てをしていると、ついカッとなってしまうことがあると思いますが、そこはぐっとこらえて、冷静な態度、冷静な口調で叱るようにしましょう。
甘やかしすぎた
甘やかしすぎてしまったと後悔している先輩ママ、パパもたくさんいます。
自分の子どもが愛おしくてたまらないという気持ちはよくわかるのですが、可愛がったり、優しくしたりするだけが子育てではありません。
先ほども解説したように、子どもが間違ったことをしたら叱り、正しい方向に導いてあげるのが親の仕事です。
甘やかしすぎてしまうと、わがままな子どもに育ってしまったり、親を下に見るような子どもに育ってしまったりしますので注意しましょう。
褒めなかった
子育てにおいては、叱ることももちろん大切ですが、褒めることも大切になってきます。
子どもを思いっきり褒めることで、自尊心や自己肯定感を養うことができます。
また、親の愛情を精一杯伝えられるようになりますので、子どもが伸び伸びと成長できる環境を構築できるようになるのです。
中には、
「叱るばかりで全く褒めなかった」
と後悔している方もいますので、子どもが良いことをしたり、できることが増えたりした際は、思いっきり褒めてあげるようにしましょう。
プレッシャーを与えすぎた
我が子を大切に思うあまり、プレッシャーを与えすぎてしまったと後悔している方もいます。
ただ、意図的にプレッシャーを与える親は少なく、良かれと思って言った言葉が子どもにとってのプレッシャーになってしまうことが多いです。
例えば、
「もっとこうしたら素晴らしいね」
「○○ならできるよね?」
というような言動です。
子どもの成長を思っての言動や行動が、逆に子どもを苦しめることに繋がってしまうケースもありますので注意しましょう。
成長の記録を残していなかった
子育て中は、
「早く大きくならないかな」
「手がかからなくなったらどれだけ楽だろう」
と感じるかもしれません。
ただ、子どもの成長というのはあっという間で、気づけば小学生、中学生、高校生になっています。
赤ちゃんや小さな子どもを育てるのは決して簡単ではありませんが、その時期を過ぎてしまうと、
「あの頃に戻りたいな」
と思うものなのです。
このような後悔をしないためにも、子どもとの時間を大切にしていきましょう。
写真を撮らなかった
先ほども解説したように、子どもの成長はあっという間です。
小さなころの写真をたくさん撮っておかないと、後悔する可能性が高くなります。
実際に、
「時間がないということを言い訳に、写真を撮らなかったことを後悔している」
という先輩ママやパパもたくさんいるのです。
子どもはいつになっても可愛いものですが、やはり赤ちゃんの頃やよちよち歩きの頃の可愛さは別格ですので、できるだけたくさんの写真を撮り、思い出を振り返れるようにしておきましょう。
子育てで後悔しないためのコツは?
冒頭でも解説したように、後悔のない子育てをするというのは中々難しいです。
ただ、考え方を少し変えるだけで、子育てにおける後悔を減らせるようになるのです。
以下、子育てに後悔したくないと考えている新米パパやママが意識すべきコツをいくつか紹介し知恵きます。
「後悔しないか?」ということを自分に問いかける
子育て中は様々なことが起こります。
赤ちゃんの頃は夜泣きで寝不足になってしまうこともありますし、少し大きくなるとハイハイであちこち動き回るようになります。
更に大きくなると、
「なんで?」
「どうして?」
が口癖になります。
これは子供が成長していることの証拠なのですが、毎日続くと、
「もう、うるさいな!」
「今忙しいの!」
と言ってしまいたくなりますよね。
そんな時は、
「本当にそれで後悔しないのか?」
ということを自分に問いかけてみましょう。
そうすることによって、子どもとの時間をないがしろにせずに済みますので、子育てにおける後悔を減らしやすくなります。
子育ての方針を早い段階で決める
子育てにおける後悔を減らすためには、子育ての方針を早い段階で決めることが大切です。
子育ての方針を決めておかないと、
「きつく叱りすぎた」
「甘やかしすぎた」
という後悔を招きやすくなります。
方針さえしっかりとしていれば、適切なタイミングで叱り、適切なタイミングで褒めてあげられるようになるのです。
コミュニケーションを取る
先ほども解説したように、子どもの成長はあっという間です。
このあっという間の子育て期間を最大限楽しみ、子育てにおける後悔を減らすためには、子どもとできる限りコミュニケーションを取るということが大切です。
忙しい時や疲れている時は、無意識に子どもに当たってしまったり、冷たくあしらってしまったりするでしょう。
ただ、これをやってしまうと後悔する可能性が高くなりますので、イライラする気持ちを一旦静め、冷静な状態でコミュニケーションを取ることをおすすめします。
叱った後のフォローを大切にする
子どもは良いことと悪いことの区別がついていませんので、時にはやってはいけないこと、命にかかわることをしてしまうケースがあります。
そんな時は、しっかりと叱り、
・なぜいけないのか
・どうすればよかったのか
を教えてあげる必要があります。
時には言葉を荒げたり、怖い顔をしたりしなければならないこともあるでしょう。
これも教育の一環なのですが、ただ叱ってばかりいると、子どもが委縮してしまいます。
大切なのは、叱った後のフォローです。
叱った後に優しくフォローすることによって、子どもの自尊心や自己肯定感を傷つけずに、良いことと悪いことの分別を身につけさせられるようになるのです。
ただし、
・フォローをする=甘やかす
ということではありませんので、誤解しないようにしてください。
まとめ
新米パパやママの中には、
「子育てで後悔したくない」
と考えている方もいるでしょう。
ただ、子育てにおける後悔を0にするというのは中々難しく、育児を経験したことがあるパパやママのほとんどが、1つや2つの後悔を持っているものです。
あまり肩ひじを張ってしまうと、自分たちが追い詰められ、ノイローゼになる可能性が高まりますので、子供と一緒に成長していくつもりで育児に取り組んでいきましょう。
ただ、今回紹介したことを意識しながら子育てを行うことによって、後悔するリスクをグンっと下げられるようになります。
初めての育児で不安を抱えているママやパパは、今回の内容を頭に入れながら、子育てに挑戦してみてください。