韓国から登場した「リジュラン」治療が注目を集めています。
この治療法はシワやたるみ・毛穴などの肌悩みを改善するとされていますが、本当なのでしょうか?副作用はないのでしょうか?
そこで今回は、リジュランのメリットとデメリットについて詳しく解説します。
良い点、気になる点両方を確認したうえで施術を受けるかどうか判断しましょう。
リジュランのメリット
「リジュラン」は韓国発祥の皮膚再生治療です。
具体的には、細い注射器を使ってリジュランという成分を皮膚に注入します。
なぜ韓国・日本で話題になっているのか、メリットを確認すると理解できるはずです。
健康的な肌へアプローチ
リジュランの魅力は、一時的・表面的な改善に留まらず、肌自体の美しさを内側から取り戻し、健康的な状態へと導く点にあります。
リジュラン治療は肌の深い層(真皮)に作用し、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。
肌は内側から弾力を取り戻し、シワやたるみ・ほうれい線が目立たない、なめらかなお肌に近づけるんです。
さらに肌の治癒能力を高めるため、毛穴の引き締めやニキビやニキビ跡の改善にもつながるんだとか。
- 目元や口元のシワ・小ジワ
- シミ・そばかす
- クマ・くすみ
- ほうれい線やたるみ
- 毛穴の詰まり・角栓
- ニキビ・ニキビ跡・傷跡
- 乾燥・ツヤ不足
年齢を重ねた肌も、自然なツヤとハリを取り戻せる可能性を秘めているんですね。
痛みが少ない
美容医療と聞くと「痛い」「ダウンタイムが長い」というイメージが強いかもしれません。
多くの美容治療が痛みを伴う中、リジュラン治療は比較的痛みが少ないとされています。
お肌に注射するだけなので、「チクッ」とはしますが、我慢できるほどの痛みです。
クリニックによっては局所麻酔やアイスパックを用意してくれるので、痛みに弱い人は確認するとよいでしょう。
また、肌は切らない(メスを使わない)のでダウンタイムも短く、直後でもメイクしていいのが嬉しいポイントです。
痛みに敏感な方や、日常生活にすぐに戻りたい方にとって、リジュラン治療は理想的な選択肢と言えます。
1年に1回受けるだけでいい
リジュランは肌の深層部である真皮層に働きかけ、肌細胞自体の再生能力を高めます。
肌の質感や弾力を内側から改善し、自然な美しさを長期間キープできるのです。
効果は6ヶ月から1年続くようで、メンテナンスは年に1回の施術でも十分と言われています。
他の美容医療よりも持続期間が長いため、「忙しくて、頻繁にクリニックへ行く時間がない」という方にもおすすめできます。
リジュランのデメリット
リジュランは肌悩みを解消に導いてくれる施術ですが、どんな美容医療にもマイナスポイントが存在するものです。
リジュラン治療を受ける前に、デメリットも理解しておきましょう。
費用が高い
リジュラン治療の費用は1回あたり5万円から8万円と比較的高額です。
定期的なメンテナンスとしては年1回でもよいのですが、初期は3〜4週間に1回の頻度で4回ほど受けることが推奨されます。
総額は一般的な美容ケアに比べてかなり高くなる可能性があります…。
予算オーバーにならないか事前に確認しておきましょう。
また、クリニックによって提供する治療プランが異なり、費用も大幅に変わります。
「安いから」「近いから」といった安易な理由で決めずに、複数のクリニックを比較検討するのがおすすめです。
赤み・腫れが起こる可能性あり
リジュランは高い安全性と有効性で注目される美容医療ですが、注射した部分に赤みや腫れ・痛みが生じることがあります。
皮膚への注射に伴う自然な反応ですし、副作用は一時的で、通常、数時間から数日で自然に治まります。
ただし、個人の体質や肌の状態によっては回復に時間がかかる場合も…。
クリニックにアフターケアや質問に応じてくれる体制が整っているか、施術前に確認してください。
万が一の事態にも専門家のアドバイスを聞けるなら安心ですよね。
実感するまで時間がかかる
即効性を期待する方にとっては、リジュランは物足りなく感じるかもしれません。
リジュラン治療では肌細胞の再生と修復を促す成分が注入されます。
肌の内側からの変化を待つため、表面的な変化が見えるまでには数週間から数ヶ月の時間を要するのです。
しかし、治療から数ヶ月経過すると、肌の質感が改善され、シワやたるみが目立たなくなり、毛穴が引き締まるなど、若々しい印象を取り戻せるはずです。
肌が健康的に生まれ変わる過程としてとらえ、変化をじっくりと観察することを楽しんでみませんか。
まとめ
リジュランは韓国発の美容注射で、肌の再生と修復を目的としています。
シワ・たるみ・毛穴など、さまざまな肌の悩みに対して効果を発揮するとされています。
痛みが少ない上に、年に一度のメンテナンスでよいので、美容トレンドに敏感な女性に大人気!
しかし、費用は高額になりがちですし、赤みや腫れの副作用、即効性は低いなどのデメリットもあります。
リジュラン治療を検討する際にはメリットとデメリットを比較して、自分にとってベストな美容治療かどうかを判断してくださいね。