美しい髪は、女性の憧れです。
しかし、うねり・くせ毛・パサつき・広がりなど、髪に関するお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
髪質改善には、美容院でトリートメントやカラーなどをするだけでなく、毎日のケアも重要です。
シャンプーやドライヤーなど髪の扱い方は、意外と自己流でしてしまって、ダメージを大きくしていることがあります。
そこで今回は、毎日のヘアケアについて正しい方法をわかりやすく伝えていきます。
この記事を読むことで、あなたの髪が美しくなるためのヒントが得られるはずです。
毎日の自宅ケアで美髪を目指しましょう。
シャンプーの正しい方法
髪の毛は、乾いている時よりも濡れている時のほうが傷みやすいです。
シャンプーの際は髪同士の摩擦を抑えて、優しく洗うことが大切です。
また、洗い残しは頭皮のトラブルの原因となることもあります。
ぜひシャンプーの正しい手順を知っておきましょう。
ブラッシング
シャンプー前にブラッシングして、絡まった髪をほぐします。
泡立ちを良くし、髪の汚れと頭皮の汚れを落としやすくする効果があります。
予洗い（2〜3分）
シャンプーをつける前に、お湯だけで髪を洗う「予洗い」をします。
お湯の温度は38度前後のぬるま湯がベター。
実は、お湯の温度を高くしすぎると、頭皮や髪に必要な皮脂まで流してしまい、乾燥の原因になることがあるんです。
頭皮が乾燥してかゆい方や髪のパサつきが気になる方は特に気をつけましょう！
2分から3分程度の予洗いで、汚れの約8割が取れると言われています。
シャンプー
シャンプー剤を手のひらに500円玉くらい出し、手のひらで泡立ててから髪と頭皮に優しく付けていきます。
ここで大切なのは、髪ではなく頭皮を中心に洗うことです。
爪を立てずに、指のはらで頭皮をマッサージするように洗っていきましょう。
毛穴の汚れもしっかり取り除ける上に、頭皮の血行を活性化させ、抜け毛を予防するのにも効果的です。
髪の汚れは予洗いとシャンプーの泡だけでしっかり落ちるので、髪をこすらなくて大丈夫です。
トリートメント
トリートメントをする方はシャンプーを洗い流したあと、髪を軽くしぼるようにして水気を取ります。
トリートメントを毛先から始めて中間、内側、最後に前髪の順で付けていきます。
このとき目の荒いコームを使って毛先から優しくとかすと、均一にトリートメントが行き渡り、髪がツルツルでサラサラに仕上がります。
すすぎ
シャンプーやトリートメントが頭皮に残ると、かゆみや毛穴の詰まりなどのトラブルを引き起こすことがあります。
だからこそ、マッサージなどで丁寧に洗髪しても、すすぎが不足していては効果が半減してしまいます。
3分を目安にしっかりとすすぎましょう。
ヘアオイルの正しい方法
ヘアオイル（流さないトリートメント）は、髪の表面を覆いコーティングすることで髪のパサつきや広がりを抑え、ツヤを与えてくれるアイテムです。
特にシャンプー後のタオルドライした髪に使うのがおすすめです。
髪が濡れている状態でヘアオイルをつけることで、髪の奥まで成分が浸透しやすくなりますよ。
お風呂上がり、タオルで軽く水気を取る
髪が水分を含んでいるとヘアオイルが浸透しやすくなります。
軽くタオルドライをする程度で、完全に乾く前にヘアオイルをつけましょう。
ヘアオイルをなじませる
ヘアオイルを手に取り、手のひらで伸ばします。
ヘアオイルの目安量はこちら。
- ショートヘア：1～2滴
- ミディアムヘア：2～3滴
- ロングヘア：3～5滴
つける量が少なすぎると保湿効果が実感できず、多すぎるとベタベタになってしまうので、髪の状態を見ながら調整してみてくださいね。
毛先から始めて中間部分、最後に前髪の順で髪になじませていきましょう。
コームで軽くとかす
目の荒いコームを使って髪を軽くとかしましょう。
ヘアオイルが均等になじみ、髪がしっとりと滑らかに仕上がります。
ドライヤーで乾かす
いつも通り、ドライヤーで髪をしっかりと乾かしてください。
気になる部分（特に毛先のパサつきなど）があれば、さらに少量のヘアオイルをなじませましょう。
ドライヤーの正しい方法
ドライヤーの熱風は髪が傷む原因のひとつです。
だからと言って自然乾燥も避けるべきです。
自然乾燥では髪の濡れている時間が長く、余計ダメージが大きく、パサつきを引き起こしてしまいます。
頭皮の乾きが遅くなり、雑菌の繁殖やニオイの原因になることも。
ドライヤーの正しい使い方を知って、髪のダメージを最小限にしましょう。
- 乾かす前にヘアオイル（洗い流さないトリートメント）を髪につける
- 前髪から乾かす。（クセを予防し、スタイリングがしやすくなります。）
- 根元から中間、毛先の順で乾かす。ドライヤーの風は上から下に向けて乾かす
- 冷風で仕上げる（髪表面のキューティクルが整い、ツヤツヤの美しい髪に仕上がります。）
ドライヤーで素早く乾かして、髪や頭皮を痛めないように注意しましょう。
まとめ
今回は、毎日のヘアケアについて正しい方法を伝えました。
美しい髪は、毎日の積み重ねで作られます。
シャンプーやドライヤーなどの正しいヘアケアを行うことで、髪のダメージを防ぎ、健康的な髪を維持できます。
普段のヘアケアを見直して美髪を目指しましょう。
