妊活に挑戦している時期は、ちょっとした体調の変化にも敏感になってしまいますよね。
妊娠検査薬が使える時期まで待てば、妊娠しているかどうかを確かめることができますが、
「もっと早く知りたい!」
と考えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、妊娠初期に現れる体調の変化をいくつか紹介していきます。
これから紹介する特徴に複数当てはまった場合は、妊娠している可能性が高いと言えるでしょう。
・妊娠の初期症状っていつから出始める?
妊娠の初期症状が出るタイミングについては個人差がありますが、早い方であれば3週目前後で症状が出始めます。
ただ、生理前に近い症状が出ることも多いため、すぐに妊娠の気づく方は少ないです。
・妊娠初期によくみられる7つの兆候
では次に、妊娠初期にみられる7つの兆候をいくつか紹介していきます。
ただ、全ての方に以下の症状が出るとは限りませんので、あくまでも参考程度に考えておきましょう。
・・着床出血
着床出血というのは、その名の通り精子が卵子に辿り着き、受精卵が子宮内膜に着床した時に起こる出血のことを指します。
着床出血は1日から2日で収まることが多いため、生理や不正出血と勘違いしてしまう方も多いです。
出血のパターンについても、
・生理と同じくらいの血が出る
・おりもの程度の血が出る
など、人によって様々ですので、生理なのか、不正出血なのか、着床出血なのかをすぐに判断することは難しいと言えます。
少しでも、「いつもと違う」と感じた場合は、検査薬を使用するか、病院に行ってみることがおすすめです。
・・とにかく眠い
妊娠すると、プロゲステロンという女性ホルモンが増加します。
これにより、普段よりも強い眠気を感じるようになり、
・たくさん寝たのに眠い
・さっき起きたばかりなのに眠い
というような状態になることもあります。
生理前にこのような症状が起こる方もいますので、眠気が起こったからと言ってすぐに「妊娠だ」と判断するのは時期尚早ですが、普段あまり眠気を感じない方であれば、妊娠している可能性が高いと言えるでしょう。
・・おりものの変化
おりものというのは、子宮内を細菌や乾燥から守る役割があります。
ただ、妊娠するとおりものの量が増えたり、色や粘り気が変わったりすることがあるのです。
どのように変化するかは人によって異なるのですが、
・水っぽくなった
・量が多い
・茶色っぽいおりものがあった
など、普段と違う変化が見られた際は、病院に行くようにしましょう。
・・匂いに敏感になる
妊娠超初期に多いのが、嗅覚の変化です。
普段何とも思わなかった匂いで気持ちが悪くなったり、自分が使っている香水の匂いで気持ち悪くなってしまったりすることがあります。
妊娠超初期、つまり0週目から4週目あたりで嗅覚の変化を感じる妊婦さんは意外と多いため、匂いの感じ方が普段と変わった場合は、妊娠の可能性を疑ってみましょう。
・・微熱が続く
先ほども解説したように、妊娠するとプロゲステロンという物質が大量に分泌されます。
この状態になると、体温が上がりやすくなるため、微熱が数日間続くことがあります。
高温期が17日以上続いた場合は、妊娠している可能性が高いと言えるでしょう。
この高温期については、妊娠している全ての女性に現れるものですが、普段から基礎体温をつけていないと見逃してしまうこともありますので、本格的に妊活を始めているのであれば、毎日の体温チェックも忘れずに行っておいてください。
・・腹痛や胸の張り
妊娠超初期の段階で、腹痛を感じる方も一定数います。
冷えや食べすぎの痛さとは違い、子宮が引っ張られるような痛みを感じる方が多いようです。
この症状のことを、着床痛と呼ぶのですが、医学的な根拠はありませんので参考程度に考えておきましょう。
また、胸の張りを訴える方も比較的多いですので、生理前にもこのような症状が起こることがありますので、妊娠か生理かを判断するのは非常に難しいと言えます。
普段より胸の痛みが長く続いた場合は、妊娠の可能性がありますので、一度検査してみてください。
・・情緒不安定になる
妊娠するとホルモンバランスが変化しますので、情緒が不安定になりやすいです。
妊娠が発覚してからこのような症状が出る方もいますが、中には妊娠をしている自覚がない時期に、
・イライラ
・急に涙が出てくる
というような症状を経験している方もいます。
ただ、情緒不安定になる原因は他にもたくさんありますので、しばらくは様子を見た方が良いでしょう。
・「妊娠したかも?!」と感じたらすぐにやるべきこと
では次に、妊娠したかもと感じた時にやるべきことをいくつか紹介していきます。
これから紹介することをしっかり頭に入れておかないと、妊娠の発覚が遅れたり、知らず知らずのうちに赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまったりすることがありますので、しっかりと確認しておいてください。
・・妊娠検査薬を使う
妊娠したかもと思ったら、妊娠検査薬を使って検査してみましょう。
妊娠検査薬というのは、生理予定日の1週間後から使用することができますが、これよりも早いタイミングで検査できるものもあります。
ただ、あまりにも検査薬を使用するタイミングが早いと、正しい結果が出ないこともありますので、検査薬の説明書に記載された使用タイミングを守って行うようにしましょう。
・・できるだけ早く産婦人科に行く
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、すぐに産婦人科に行きましょう。
産婦人科では、超音波検査などで異常がないかをチェックしてくれます。
また、今後の流れについても丁寧に説明してくれますので、できるだけ早く病院を受診することがおすすめです。
・・嗜好品を控える
妊娠が発覚したら、嗜好品を控えるようにしましょう。
特にタバコやお酒に関しては、赤ちゃんにとって有害であることが証明されていますので、すぐにやめてください。
また、妊婦さんがタバコをやめたとしても、旦那さんがタバコを吸っていると副流煙による悪影響が赤ちゃんにも出てしまいますので、夫婦で禁煙することをおすすめします。
・・夜の外出は控える
妊娠すると、免疫が下がりますので、夜の外出は控えるようにしましょう。
中には、「風邪くらい大丈夫でしょ」
と考える方がいるかもしれませんが、妊娠すると使える薬に制限がかかります。
また、感染症のリスクも高くなりますので、赤ちゃんのためにも夜は出歩かないようにしてください。
・・食事に気をつける
妊娠が発覚した場合は、いつも以上に食事に気を使いましょう。
というのも、万が一食中毒を起こしたり、アレルギー反応を起こしたりすると、赤ちゃんに影響が出てしまうことがあるのです。
・生ハムなどの食肉加工品
・未殺菌乳などの乳製品
・サーモンなどの魚介類
などは極力避けることをおすすめします。
・・自転車移動は避ける
妊娠中の自転車移動は非常に危険です。
特に妊娠超初期段階は、まだ胎盤がしっかりしていない状態ですので、ちょっとした衝撃で不正出血が起こることもあります。
また、事故のリスクを0にすることもできませんので、自転車以外の方法で移動するようにしましょう。
・まとめ
妊娠に気づくタイミングには個人差がありますが、月経終了から3週間前後で妊娠の兆候が出る方もいます。
今回紹介した兆候や症状が頻繁に起こる場合や、普段と違う症状が出た場合は、妊娠をしている可能性がありますので、タイミングを見て検査してみましょう。