美容整形には「ダウンタイム」と呼ばれる、施術後に体が回復するまでの期間が必要です。
「韓国で美容整形を受けてみたいけど、実際どれくらいの滞在が必要なの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
具体的な日数は手術の種類や本人の体調によって異なりますが、事前に目安を知っておくと安心ですよね。
この記事では、施術ごとのダウンタイム期間についてご紹介します。
【美容整形】施術別の宿泊目安
美容整形後に生じるダウンタイムの主な症状としては、赤みや腫れ、痛み、内出血などが挙げられます。
韓国で美容整形を受ける場合、こうした症状が落ち着くまで現地に滞在することがおすすめされています。
代表的な美容整形のダウンタイムをまとめたので、参考にしてみてください。
二重整形
二重整形(切開法)を選んだ場合、ダウンタイムの目安は約2週間です。
施術直後はまぶたに強い腫れや内出血が見られますが、1週間ほどで徐々に治まり、抜糸が行われます。
その後も1週間程度は腫れが続くものの、少しずつ落ち着いていきますよ。
ただ、術後1ヶ月間は少し腫れぼったい状態が続くことを覚悟しておきましょう。
鼻整形
鼻にプロテーゼを入れる整形の場合、ダウンタイムの目安は1〜2週間です。
施術後1週間は腫れや内出血が目立ち、特に最初の数日間は顔全体が腫れて見えることも。
抜糸は5〜7日後に行われ、術後2〜3週間で鼻の形も落ち着き、自然な仕上がりになっていきます。
シミ取り
シミ取り(レーザー治療)の場合、ダウンタイムは7〜10日が目安です。
施術後の肌は軽い火傷を負ったような状態になり、とてもデリケート。
よく見られる症状としては、ヒリヒリとした痛み、赤み、かさぶた、色素沈着です。
豊胸手術
豊胸手術(ヒアルロン酸注入)の場合、内出血や強い痛みが1週間程度続くようです。
術後すぐはむくむので、胸が膨らみすぎているように感じることもありますが、これも1週間で自然な形に落ち着いていきます。
脂肪吸引
脂肪吸引のダウンタイムは、施術する範囲によって大きく異なります。
お顔や二の腕のような小さな範囲であれば3〜4日で帰国できますよ。
太ももや腹部など広範囲の場合、術後1週間は筋肉痛のような痛みが続くことがよくあります。
むくみやしびれ、かゆみなどの症状が2週間ほど残る場合もあるため、できれば3週間程度は韓国に滞在して回復を見守るのが理想的です。
輪郭整形
輪郭整形は骨を切ったり削ったりする大がかりな手術のため、ダウンタイムは1か月が目安です。
施術後は口が開けにくくなったり、顔にしびれが残ることもあります。
美容整形の中でも特に回復に時間がかかるため、大型連休や有給休暇を利用するといいですね。
美容整形後ダウンタイムの過ごし方
美容整形後、思った以上に長い期間ホテルに滞在しなければならないことが分かったのではないでしょうか。
ダウンタイム中は体を休めることが大切ですが、ずっと部屋にこもりきりではストレスが溜まってしまいますよね。
ここでは、滞在中に気をつけるべきポイントや、少しでも快適に過ごすためのアドバイスを紹介します。
激しい運動は控える
ホテルにジムが併設されているところもありますが、ダウンタイム中は激しい運動は控えた方がいいです。
血行が良くなりすぎると、腫れがひどくなってしまう可能性があるからです。
でも、ずっとベッドでゴロゴロしているのも逆効果。血行が悪くなってしまい、回復が遅れることもあります。
そんな時は、軽い運動としてスクワットがおすすめです。
スクワットなら、脚やお尻を引き締める効果があり、ダウンタイムが終わった後には自信を持って外に出られるようになりますよ!
体調に合わせて、無理のない範囲で体を動かすことを心がけましょう。
施術部位を冷やす
手術直後は炎症を起こしやすい状態になっているため、3日間は施術部位をしっかり冷やすことが大切です。
保冷剤をタオルで包み、優しく当てることで腫れを抑え、回復を早める効果が期待できます。
クリニックでも手術後のケア方法を丁寧に教えてくれるので、指示に従ってくださいね。
カフェ併設ホテルだと気分転換しやすい
ダウンタイムが長いと、ホテルの食事に飽きてしまうかもしれません。
そんな時、ホテル内にカフェが併設されていると、わざわざ外に出なくても手軽に気分転換できます。
美味しいケーキやコーヒーでリフレッシュしながら、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。
痛みがなければ外出も可能
もし腫れや痛みがひどくなければ、施術の翌日から外出してもOKです!
せっかく韓国に来ているのですから、観光を楽しむのもいいですね。
例えば、韓国ドラマのロケ地を巡ったり、食べ歩きをしたり。
観光スポットに近いホテルを選べば、無理なく外出を楽しめるので、ダウンタイム中の時間を有効に使えますよ。
まとめ
今回は、韓国で美容整形を受ける際の滞在期間についてお話ししました。
施術内容によってダウンタイムの長さは異なり、短ければ1週間程度、長ければ1か月ほどかかることもあります。
腫れや痛みが残る状態での帰国は大変ですし、トラブルがあれば再度渡韓しなければいけません。
ホテルを予約する前に必ず医師としっかり相談し、自分に合った滞在期間を確認しておきましょう。