子育てをしている方の中には、
「もう少し広い部屋に引っ越したいな」
と考えている方もいるでしょう。
一軒家を建てるというのも選択肢の1つですが、高額な費用がかかりますし、完成までにかなりの時間がかかってしまいます。
そのため、
「すぐにでも引っ越したい」
そう考えている子育て世帯には、賃貸物件への引っ越しがおすすめです。
この記事では、子育て世帯が賃貸物件に引っ越すメリットやデメリット、子育てに最適な物件の選び方について詳しく解説していきます。
子育て世帯が賃貸物件を選ぶメリット
では早速、子育て世帯が賃貸物件を選ぶメリットについて、詳しく見ていきましょう。
コストを抑えられる
賃貸物件を選ぶことによって、引っ越しに関するコストを抑えられるようになります。
一軒家を立てる場合、数千万円単位の費用がかかりますので、慎重に決断していかなければなりません。
賃貸物件の場合は、数十万円前後の初期費用で済みますので、予算に余裕がない方でも安心です。
すぐに住み始められる
すぐに住み始められるというのも、賃貸物件のメリットです。
一軒家を立てる場合、
・土地探し
・打ち合わせ
などに多くの時間がかかり、住宅が完成するまでに数か月以上の時間がかかることもあるのです。
時間に余裕がある場合は問題ありませんが、
「今すぐに引っ越したい」
という場合は不便に感じてしまうでしょう。
賃貸物件の場合は、ライフラインなども引かれていますので、最低限の荷物を運びこめばすぐにでも生活ができるようになるのです。
子育て世代が賃貸物件を選ぶデメリットは？
では次に、子育て世帯が賃貸物件を選ぶデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
トラブルが起こりやすい
マンションやアパートなどには、自分たち以外にもたくさんの住人が住んでいます。
赤ちゃんや小さな子どもと一緒に引っ越す場合は、
・夜泣き
・子どもの走り回る足音
などでトラブルに発展してしまうこともあるのです。
家族が増えると生活しにくくなる
引っ越しが完了して、しばらくしてから新たな命がお腹に宿った場合、再び家が手狭になってしまうこともあります。
そうなれば、新たに引っ越し先を見つけなければならなくなるでしょう。
ただ、引っ越しには数十万円単位の費用がかかりますし、それなりの手間もかかります。
この記事を見ている方の中で、
「2人目を作る予定がある」
「既に2人目がお腹にいる」
という方がいるのであれば、引っ越し先の物件や間取りを慎重に考えていきましょう。
子育てに最適な賃貸物件の特徴
では次に、子育てに最適な賃貸物件の特徴をいくつか紹介していきます。
引っ越してから後悔しないためにも、是非参考にしてみてください。
子育て関連の施設が多い
引っ越し先の物件を探す時には、子育て関連の施設が多いところを中心に探していきましょう。
例えば、
・保育園、幼稚園
・小児科
・子ども用品専門店
などです。
保育園や幼稚園が近くにあれば、送り迎えも簡単になりますので、パパやママの負担を軽減できます。
小児科が近くにあれば、万が一子どもが体調不良になってしまったとしても、すぐに診察を受けられますので安心です。
赤ちゃん本舗などの子供用品専門店があれば、近場で買い物を済ませられるようになりますので、パパやママの負担を軽減できるでしょう。
このように、子ども関連の施設やお店がたくさんある場所を選ぶことによって、子育てが一気にしやすくなるのです。
公園が近くにある
赤ちゃんや小さな子どもを連れて引っ越す場合は、公園が近くにある物件を選ぶようにしましょう。
公園が近くにあれば、気軽にお散歩ができるようになりますし、遊び盛りの子どもを思いっきり遊ばせてあげられるようになります。
1階の物件
小さな子どもと一緒に引っ越す場合は、1階の物件をメインに選んでいきましょう。
1階の物件を選ぶことによって、足音などの騒音トラブルを回避しやすくなりますので、住人との関係を保ちながら、快適に生活できるようになるでしょう。
中には、騒音トラブルについて深く考えずに引っ越してしまう方もいますが、マンションやアパートにはどのような方が住んでいるかわかりません。
中には、
・子どもが嫌いな方
・少し変わった方
などもいます。
万が一このような厄介な住人に目をつけられてしまった場合、嫌がらせをされたり、子どもに危害を加えられたりする可能性が高くなりますので、できるだけ騒音トラブルを回避しやすい物件を選ぶようにしてください。
「騒音トラブルを気にしたくない」
「子どもを元気に育てたい」
という場合は、アパートやマンションではなく、賃貸タイプの一軒家を借りることをおすすめします。
収納が広い
子どもと一緒に引っ越す場合は、収納が広い物件を選ぶことが大切です。
賃貸物件の中には、収納がほとんどない所もあるのですが、このような物件を選んでしまうと、パパやママの洋服を収納できなくなるだけでなく、ベビーカーなどの子供用品を収納することもできなくなります。
より快適な生活を実現したいと考えている方は、クローゼットやパントリーだけでなく、サービスルームなどちょっとした物置部屋がある物件を探すようにしましょう。
日当たりが良い
子育て世帯に限った話ではありませんが、快適に生活をしていくためには、日当たりの良い物件を選ぶことが大切です。
日当たりが悪い物件を選んでしまうと、常に薄暗い部屋になってしまい、気持ちが落ち込んでしまいます。
また、洗濯物も乾きにくいため、子育てや家事にも支障が出てしまうでしょう。
とはいえ、西日が差し込む物件を選んでしまうと、逆に不便な思いをする可能性が高いため、方角についてはしっかりと考えておくことをおすすめします。
和室がある
子どもと一緒に生活をする場合、和室がある物件を選ぶのがおすすめです。
和室には畳が敷かれていますので、子どもがけがをするリスクを下げられます。
また、畳はフローリングに比べると防音効果がありますので、騒音トラブルなども回避しやすくなるのです。
自転車置き場がある
自転車置き場の有無についても、重要なポイントです。
特に、都心部の場合は自転車で出かけることが多く、自転車が置き場がないと、
・出かける時
・買い物に行く時
などにかなり不便な思いをします。
中には、自転車置き場の利用を有料化している所もありますが、無料で使える物件もたくさんありますので、慎重に探していきましょう。
防音性が高い
子どもと一緒に住む物件を探す時は、できるだけ防音性の高い物件を探すことが大切です。
防音性が低い物件に住んでしまうと、騒音トラブルが発生する可能性が高くなります。
先ほど、1階の物件を選ぶと良いと解説しましたが、仮に1回の物件を選んでも、騒音が他の部屋に響いてしまうことがあるのです。
このようなトラブルを防ぎ、快適に生活をするためにも、
・鉄筋コンクリートの物件
・角部屋
・賃貸タイプの一軒家
などを中心に探していくことをおすすめします。
まとめ
子育て世帯が賃貸物件に引っ越すことによって、様々なメリットを得られるようになります。
ただ、マンションやアパートにはたくさんの住人が住んでいますので、安易に選んでしまうとトラブルの原因になります。
トラブルが発生してしまうと、その物件に住みにくくなるだけでなく、嫌がらせを受ける可能性も高くなりますので、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に引っ越し先の物件を探していきましょう。
