赤ちゃんが生まれたら犬を飼うべき?子育て世帯におすすめの犬種とは?

赤ちゃんが生まれると同時に犬を飼いたいと考えているパパやママはたくさんいるでしょう。

ただ、犬を飼うことによる不安やデメリットについて気になっている方も多くいるはずです。

そこでこの記事では、赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼うのはありなのか、おすすめの犬種はどれなのかということについて、詳しく解説していきます。

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赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼うメリット

まずは、赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼うメリットについて、詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの良き遊び相手になってくれる

赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼うことによって、子どもの良き遊び相手になってくれます。

中には、泣いている時にあやしてくれたり、危ない行動を阻止してくれたりする犬もいるのです。

子どもの免疫力が上がる

アメリカの研究では、

「赤ちゃんの時から犬と一緒にいる子どもは、アレルギーを起こしにくい」

ということがわかりました。

犬をはじめとする動物には様々な菌がいますが、小さい時からこのような環境で育つことによって、菌への耐性をつけられるようになりますので、風邪をひきにくい体を作れる可能性が高くなるのです。

責任感が身に付く

犬を飼うということは、1つの命を迎え入れるということです。

犬も動物ですから、ご飯も食べますし、排泄もします。

定期的に運動もしなければなりません。

このようなお世話を子どもにやらせることによって、責任感を身につけさせられるようになるのです。

赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼うデメリット

では次に、赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼うデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

負担が増える

小さな赤ちゃんを育てるというのはかなり大変です。

赤ちゃんは言葉が話せませんので、

・お腹が空いた
・おむつが気持ち悪い
・眠い

という場合は、泣くことによってパパやママに感情を伝えようとします。

時期によっては、夜泣きに悩まされることもあるでしょう。

このようなタイミングで犬を飼うと、パパやママの負担がさらに大きくなってしまうのです。

犬の世話を子どもに任せるということもできますが、当然赤ちゃんには不可能です。

ある程度大きくなるまでは、パパやママが犬のお世話をしなければなりませんので、精神的にも体力的にも疲弊しやすくなります。

危険も潜んでいる

赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼うことによって、危険を生み出してしまうケースもあります。

犬は賢い動物ですので、赤ちゃんの存在を認識できます。

ただ、場合によっては、

・噛む
・ひっかく
・引きずる

というような行動を取ってしまうこともあり、赤ちゃんがけがをしてしまう可能性もあるのです。

このようなトラブル

犬がストレスを感じてしまうこともある

赤ちゃんは、良いことや悪いこと、力の下限などを知らないため、犬を乱暴に扱ってしまうこともあります。

例えば、

・上から覆いかぶさる
・目に指を入れてしまう
・強く握ってしまう

などです。

このような場合、犬が怒って反撃してくる可能性もありますし、犬に強いストレスがかかってしまうこともあります。

子育て世帯が犬を飼う時に注意すべきこと

では次に、子育て世帯が犬を飼う時に注意すべきことをいくつか紹介していきます。

赤ちゃんや子どもと相性の良い犬種を知る

赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼いたいと考えている方は、赤ちゃんと相性の良い犬種を選ぶことが大切です。

こう聞いて、

「赤ちゃんと相性の良い犬って?」

という疑問を持つ方もいると思います。

赤ちゃんと相性の良い犬というのは、ずばり賢くて大人しい犬のことです。

このような性格を持つ犬を飼うことによって、赤ちゃんに危害を加える可能性も下げられるようになりますし、飼育も一気に楽になります。

安全面や衛生面に気を付ける

赤ちゃんが生まれたタイミングで犬を飼う場合は、

・安全面
・衛生面

に気を付ける必要があります。

先ほども解説したように、犬には様々な菌がいます。

このような菌に触れながら生活することによって、免疫力を高められる可能性が高くなりますが、赤ちゃんは大人に比べると免疫力が低いため、アレルギーを引き起こしてしまうこともあるのです。

また、犬と赤ちゃんを二人きりにしてしまうと、思わぬトラブルが発生してしまうこともあります。

 

赤ちゃんの健康を守り、安全且つ快適に生活をしていくためにも、

・定期的にブラッシングをする
・こまめに掃除をする
・臭い対策をする
・大人の目が届かない場合はゲージに入れておく

など、安全面や衛生面に気を配るようにしましょう。

犬をしっかりとしつける

犬をしっかりとしつけておくということも大切です。

しつけがされていない犬は、感情に任せて暴れてしまったり、赤ちゃんのことを下に見たりする可能性が高くなります。

そうなると、赤ちゃんに危害が及んでしまう可能性が高くなるのです。

このようなトラブルを防止するためにも、家に迎え入れた時からしっかりとしつけを行う必要があります。

子育て世帯におすすめの犬種とは?

では最後に、子育て世帯におすすめの犬種をいくつか紹介していきます。

「種類が多すぎて選べない・・・」

と悩んでいる方は、是非参考にしてみてください。

柴犬

柴犬は、赤ちゃんがいる世帯に最適な犬種と言えます。

なぜなら、

・大人しい
・我慢強い
・飼い主に従順

というような特徴を持っているからです。

また、非常に賢い犬でもありますので、赤ちゃんの良き遊び相手になってくれると同時に、赤ちゃんを守ってくれる存在にもなるでしょう。

ただし、感覚が敏感で警戒心が強いという特徴も持っていますので、しっかりとしつけておかないと、わがままな性格になったり、乱暴な性格になったりしますので注意が必要です。

ミニチュアダックスフンド

短い足が特徴的なミニチュアダックスフンド。

この犬種も、赤ちゃんと生活するには最適と言えます。

ミニチュアダックスフンドは、陽気で好奇心が旺盛ですので、赤ちゃんの良き遊び相手になってくれるでしょう。

また、小型犬の中では比較的賢く、順応性も兼ね備えていますので、しつけも行いやすいと言えます。

ただし、吠える習性をもつ犬種でもありますので、家に迎え入れた段階でしっかりとしつけを行うことが大切です。

シーズー

ライオンのような毛並みが特徴的なシーズも、子育て世帯には最適と言えます。

陽気で活発な性格を持っていますので、赤ちゃんの良き遊び相手になるとともに、家族の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。

従順で優しい性格を持っていますので、初めて犬を飼う方にも最適と言えます。

ただし、頑固な一面も持ち合わせていますので、しつけには少し工夫が必要かもしれません。

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリアは、人懐っこく、寂しがりやな性格を持っていますので、子どもとの相性は抜群です。

また、物覚えが良く、しつけもしやすいため、初心者でも飼いやすい犬種となっています。

室内で十分に動き回ることができれば、散歩は比較的控えめでも問題ありませんので、子育てで忙しいパパやママにも最適と言えるでしょう。

まとめ

赤ちゃんが生まれると同時に犬を飼うことによって、子どもの良き遊び相手になってくれたり、子どもを守る存在になってくれたりします。

もちろん、体力的な負担や精神的な負担、経済的な負担は大きくなりますが、長期的に見るとメリットの方が大きいと言えますので、

「いつか犬を飼いたい」

と考えている方は、赤ちゃんが生まれたタイミングで迎え入れてみましょう。

ただし、赤ちゃんと一緒に生活するのに向いている犬と、そうでない犬がいますので、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に犬種を選んでいくことが大切です。

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