「最近、肌の調子がなんだか良くない…」って思うこと、ありますよね。
乾燥が気になったり、何をつけても満足できなかったり。
そんな時、スキンケアはどうしたらいいのか本当に悩みますよね。
もしかしたら「化粧水をつけずに、クリームだけ」というシンプルな方法が答えかもしれません。
今回は、保湿クリームだけのスキンケアが向いている人や注意点について紹介します。
保湿クリームだけのスキンケアが向いている人
化粧水を使わずに保湿クリームだけ塗る。
「え、それだけで大丈夫?」って思うかもしれませんが、保湿クリームだけでもお肌に必要なうるおいはしっかりキープできます。
ここからは、保湿クリームだけのスキンケアを特におすすめしたい人を紹介していきますね。
お肌の水分量が足りている人
一般的なスキンケアでは、化粧水で水分を補給してから保湿クリームを塗りますよね。
でも、洗顔後もカサカサしたり、つっぱったりしないなら、もしかしたら化粧水は必要ないかもしれません。
「ツヤツヤしているし、肌も柔らかい感じ…。」こんな状態なら、お肌の水分量がきちんと保たれている証拠です。
むしろ化粧水を使うことで水分と油分のバランスが崩れてしまう可能性もあります。
そういう時は化粧水を省略して保湿クリームだけで十分でしょう。
肌断食したい人
スキンケアに一生懸命なあなたにこそ、クリームだけのスキンケアを試してみてほしいんです。
ちょっと考えてみてください。
赤ちゃんの肌って、特別なケアをしなくてもプルプルで潤っていますよね。
でも、大人になるといろんなスキンケア商品を使って、どんどん肌にいろいろなものを与えます。
肌は本来自分で潤いを保つ力を持っていますが、「何もしなくても水分や油分が補給されるならいいか」と力を発揮しなくなってしまうことも。
だから、たまには「肌断食」でリセットしてみるのはどうでしょう。
化粧水を使わず、保湿クリームだけでケアすることで、肌が自分の力を取り戻すきっかけをあげるのです。
時間やお金を少しでも節約したい人
忙しい毎日、スキンケアをちょっと手抜きしたいって思う時ありますよね。
化粧水に美容液、乳液、クリーム…と、一通り揃えるだけで結構な出費。
それに、毎日全部を塗るのって意外と時間もかかるし、正直言って大変ですよね。
そんな時は無理せず、スキンケアを簡素化してみませんか。
化粧水や美容液を省略して保湿クリームのみ、これだけでスキンケアの時間もお金もぐっと節約できます。
なにより毎日のケアがシンプルになるとストレスも減るんです。
お金と時間を節約しつつお肌もしっかりケア、試す価値ありですよ。
保湿クリームだけのスキンケア注意点
保湿クリームだけのスキンケア、便利で手軽ですよね。
でも、ちょっと待ってください。
誰にでも向いている訳ではなく、注意点もあるんです。
実際にクリームだけに切り替える前に確認しましょう。
インナードライになりやすい
保湿クリームだけでケアすると、油分は補えても水分が不足しがちに。
一見、肌はしっとりしているように見えて、内側の水分が足りていない「インナードライ」になる可能性も考えられます。
インナードライの主な症状はこちら。
- 触るともっちりしているが、部分的にかさつく
- ガサガサ感、ごわつきがある
- 肌のキメが荒い
- 洗顔直後から肌が突っ張る
もし当てはまるようなら、いつものスキンケアに戻してくださいね。
シワが目立ちやすくなる
保湿クリームだけでスキンケアをしていると、目の下やおでこ・眉間のシワが目立つようになるかもしれません。
特に目元のシワは肌の乾燥が原因です。
乾燥すると肌が水分不足になり、肌表面のキメが乱れ、細かいシワができてしまうのです。
これまで以上にシワがあらわれたら、クリームのみのスキンケアはストップしたほうがいいでしょう。
化粧水や乳液・美容液などで徹底的に保湿してください。
ハリや弾力維持に効果的なコラーゲン、保水力の高いヒアルロン酸などが含まれたアイテムを選ぶのがおすすめです。
しっかり保湿して、シワをこれ以上増やさないようにしましょう。
吹き出物ができやすい
クリームだけを使うスキンケアを試して、吹き出物(ニキビ)が増えてしまった人もいるみたいです。
油分は肌をしっとりさせますが、毛穴の詰まりを招くこともあるんですよね。
そのため、こってりとしたテクスチャーのクリームをたっぷり使うのは避けたほうがいいでしょう。
軽めのテクスチャーで、油分の少ないクリームを選ぶのがポイントです。
また、塗り方にも工夫が必要です。
特にTゾーン(おでこ、鼻、あごの部分)はニキビができやすいエリアなので、つける量は少なめにしましょう。
急にニキビが増えたらお肌の状態に合っていない可能性が高いので、別の方法を試した方が良さそうです。
まとめ
今回はクリームだけのスキンケア方法について、おすすめしたい人や注意点を紹介しました。
アイテムを減らしてもうるおいを維持できるので、今のスキンケアに疑問を感じている人や少しでもラクしたい人は切り替えてみてはいかがでしょうか。
ただ、インナードライや吹き出物の原因になるリスクもあります。
肌質は人それぞれ違いますし、年齢とともに変わっていくものですから、合うかどうかは実際に試してみるしかありません。
自分の肌にとって何がベストなのか、探してみてくださいね。