ボディケアをこれから始めようとしている方、「何を買えばいいの?」「どう違うの?」と迷っていませんか。
たくさんの選択肢の中から、自分に合ったものを見つけるのは難しいかもしれません。
しかし、4つのポイントを押さえれば、ぴったりの製品に出会いやすくなります。
この記事では、ボディケアアイテムを選ぶポイントを分かりやすく解説します。
日々のスキンケアをより楽しく、そして少しでも理想の自分に近づくために、最後まで読んでみてくださいね。
テクスチャーで選ぶ
ボディケア製品は、好みや肌の状態に応じたテクスチャー(質感)を選びましょう。
乾燥対策を目的とするなら、保湿効果の高いボディオイルやボディクリームが向いています。
ボディケアアイテムの主な種類と特徴を紹介するので、どの使用感が好きそうか考えてみてくださいね。
ボディオイル
ボディオイルは油分をメインとして作られていて保湿力が高いため、乾燥肌の方や冬の乾燥が気になる時期に適しています。
肌に深く浸透し、しっとりとした肌触りを長時間保てます。
ほどよく伸びるので、保湿ケアと同時にむくみ取りマッサージも行うのがおすすめです。
ただ、油分が多いという特性から、テカリやベタつきが苦手という方は別のタイプを選んだ方がよいでしょう。
ボディクリーム
ボディクリームは油分が多めで、こっくりとしたテクスチャーが特徴のアイテムです。
肌に膜を作り、水分の蒸発を防ぎ、乾燥から肌を守ります。
秋冬のような湿度が低く乾燥しやすい季節や乾燥肌の方におすすめです。
お風呂上がりにひじ・ひざ・かかとなどゴワつきやすいパーツに塗ると、しっとりお肌へと近づけますよ。
ボディミルク
ボディミルクは、水分と油分のバランスが取れており、軽いつけ心地が特徴です。
ボディクリームに比べて油分が少なく、「ベタつくのは好きじゃない」という方におすすめ。
また、伸びが良く塗り広げやすいので、全身や広範囲の部位の保湿に向いています。
日常的なスキンケアに取り入れやすく、初めてボディケアアイテムを使う方はぜひ検討してみてください。
ボディローション
ボディローションは、油分の含有量が少なく、化粧水に近い使用感が特徴です。
さっぱりとした仕上がりを好む方に適していますが、その分、他のタイプに比べて保湿力は落ちてしまうのがデメリット。
しっかり保湿したい時は、ボディローションを塗った後にボディミルクやボディクリームを重ねる必要があるでしょう。
香りで選ぶ
毎日のボディケアタイム、せっかくなら好きな香りに包まれたいですよね。
ボディケア製品にはさまざまな香りがつけられています。
例えば、元気を出したい時には柑橘系の爽やかな香りがおすすめです。
リラックスを求める時には、ラベンダーのような穏やかな香りが良いでしょう。
ローズの香りはストレスケアにも適しており、優雅な香りは内側から美しさを引き出してくれるでしょう。
気分に合わせて香りを選ぶことで、ボディケアはより充実したものとなるはずです。
成分で選ぶ
ボディケア製品を選ぶ際には、成分もチェックしてみてください。
保湿成分はもちろん、美白成分や抗炎症成分・エイジングケア成分が配合された製品もあるので、悩みに合わせて選ぶといいですね。
保湿成分
乾燥肌の方には、ワセリン・馬油・シアバターなど高保湿成分が含まれた製品がおすすめです。
肌にしっかりと潤いを与え、乾燥を防ぐ効果が期待できます。
また、以下のような成分は肌内部の水分を保つ機能や、角質の乱れを整える効果も持ち、健やかな肌状態を維持するのに役立ちます。
- セラミド
- ワセリン
- 尿素
- ヘパリン類似物質
- グリセリン
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
美白成分
腕や首・ひざにシミがあると一気に老けて見えてしまいますよね。
シミや黒ずみが気になっているなら、美白成分が含まれたボディケアアイテムをチェックしましょう!
- ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸2-グルコシド)
- トラネキサム酸
- プラセンタエキス
- アルブチン
抗炎症成分
かゆみや腫れ・赤みが起こるのは、皮膚が外部からの刺激によって炎症を起こしたせいと考えられます。
炎症を鎮める成分を配合した製品を毎日塗り続ければ、バリア機能の正常化につながり、健康的なお肌へと近づけるでしょう。
- グリチルリチン酸2K
- アラントイン
- ビタミンB6
また、「リドカイン」や「ジフェンヒドラミン」などのかゆみ止め成分入りの製品もおすすめです。
刺激の少なさで選ぶ
敏感肌の方は、肌への刺激を最小限に抑えたボディケアアイテムを選びたいもの。
具体的には、
- 弱酸性
- 低刺激性
- パラベンフリー
- アルコールフリー
- 防腐剤不使用
といった特徴を持つ製品を選ぶとよいでしょう。
また、パッチテストを行っている製品を選ぶのもおすすめです。
パッチテストとは、化粧品の皮膚への刺激性を確認する試験です。
※全ての方に刺激が起こらないという訳ではありません。
購入前には、肌への刺激が強い成分が入っていないか、製品がパッチテスト済みであるかどうかを確認すると安心ですね。
まとめ
ボディケアアイテムはたくさんあって、どれがいいか迷うことも多いですよね。
でも、4つのポイントを押さえれば、あなたにピッタリのアイテムを効率的に見つけられます。
- テクスチャー
- 香り
- 成分
- 刺激の少なさ
自分に合ったボディケアアイテムを選ぶことで、毎日のケアがもっと楽しくなりますよ。