睡眠不足による青クマを治したい!健康的な目元を取り戻す方法とは

疲れや老けた印象を招くクマ。

その原因はさまざまですが、青っぽいクマは「寝不足」が一因とされています。

そこで今回は「なぜ睡眠不足だとクマができてしまうの?」「クマを解消するにはどうしたらいいの?」といった疑問について詳しく解説します。

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そのクマ、本当に睡眠不足のせい?

目の下のクマは睡眠不足や疲れが原因と考えがちですが、実はクマの種類によって原因が異なります。

まずは本当にクマが寝不足によるものなのか、チェックしてみましょう。

青クマ

目の下が青や紫に見えるのは「青クマ」と呼ばれています。

「目の下を引っ張ると薄くなる(消える)」「マッサージをすると色が変わる」場合は青クマです。

青クマは主に寝不足によって血行不良状態になっているため、血液の流れを良くすることが大切です。

茶クマ

目の下が茶色っぽく見えるのは「茶クマ」。

青クマと少し似ていますが、目の下を引っ張っても薄くならないようなら茶クマです。

主な原因は色素沈着。

メラニンが蓄積された状態なので、保湿・美白・紫外線対策を重点的に行いましょう。

黒クマ

目元が黒っぽく見えるのが「黒クマ」。

上を向くと薄くなると黒クマの可能性が高いです。

実は、目のまわりの凹みやたるみのせいで影ができている状態です。

老化が原因なので黒クマをセルフケアで解消するのは難しいのですが、顔の筋肉を鍛えるとたるみの進行を遅らせることができます。

睡眠不足で青いクマができる理由

睡眠不足による青いクマの原因は、血液中の酸素不足です。

十分に眠れていないと交感神経が過剰に刺激され、血管が収縮したままの状態が続いてしまいます。

血液の流れが滞り、肌への酸素供給が不足し(二酸化炭素を多く含んでいる状態)、暗い赤色になります。

その結果、皮膚が薄く、脂肪も少ない目の下の部分が青っぽく見えてしまうのです。

クマがあると「老けて見える」「疲れて見える」と印象に大きく影響します。

見た目年齢を改善するために、ぜひ早めにケアしてくださいね。

睡眠不足のクマを治すには

睡眠不足による青いクマは、普段のケアや睡眠習慣の改善によって軽減できることがあります。

見た目を改善するために、できることから取り組んでみましょう。

毎日7〜8時間眠る

テレビやスマートフォンを見て夜更かししてしまったり、夜遅くまで仕事を続けていたり、慢性的な寝不足になっていませんか?

クマは睡眠不足によって形成されてしまうので、十分に眠れば自然に消えることが多いです。

生活習慣を変えるのは難しいかもしれませんが、できれば毎日7〜8時間眠るようにしましょう。

睡眠時間をしっかり確保することで、過度な交感神経の活動を抑え、血液の流れを正常化する助けになります。

美容と健康のために、睡眠時間を意識してくださいね。

ホットタオルを目の上にのせる

血行不良のせいでできた青クマには目を温めるのが効果的。

ホットタオル(蒸しタオル)を目の上に数分間のせると血行不良が解消され、肌に酸素や栄養が供給されるようになります。

ホットタオルの作り方・使い方は以下の手順を参考にしてみてください。

  1. 濡らしたタオルを軽く絞る
  2. ラップで包むか、ビニール袋に入れる
  3. 500Wの電子レンジで約60秒加熱する
  4. 手で触れるくらい冷ます
  5. 目を閉じてまぶたの上にタオルをのせる
  6. 5〜10分そのままリラックス

目の下のクマの見た目も軽減されますし、リラックス効果も期待できますよ。

目元をマッサージする

目のまわりにはいくつもツボがあり、軽く圧をかけると血行が良くなります。

  • 四白(しはく):瞳から指2本分真下に位置。頬の骨が凹んでいるところ
  • 睛明(せいめい):目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみ
  • 太陽(たいよう):こめかみ、つまり眉尻と目尻から親指の幅1本外側のくぼみ
  • 魚腰(ぎょよう):眉毛の中央に位置するくぼみ
  • 瞳子髎(どうしりょう):目尻から指1本分外側にあるくぼみ
  • 攅竹(さんちく):眉頭の少し下にあるくぼみ

ただし、目元は皮膚が薄く、敏感な部分です。

マッサージする際は力を入れすぎないように注意しましょう。

優しく、ゆっくり押すようにしてくださいね。

お風呂にゆっくり浸かる

お風呂にゆっくりと浸かると全身の血流が促進され、新陳代謝が活性化されます。

体内に溜まった老廃物や疲労物質が効率的に排出される上に、血液を通じて全身に酸素や栄養素が行き渡るため、青クマ解消につながります。

さらに、入浴は眠りの質も高める効果があります。

体が温まると深部体温が上がり、その後少しずつ下がることで自然と眠たくなるんです。

ただ、お湯が熱すぎると交感神経が優位になり、逆に緊張・興奮して眠れなくなります。

理想的なお風呂の温度は38〜40℃程度、入浴時間は約10分程度がおすすめです。

毎日のお風呂がクマ対策につながるので、シャワーで済まさず、お湯をためてくださいね。

まとめ

今回は青っぽいクマについて、原因と対策方法を紹介しました。

青クマは、主に寝不足のせいで血液中の酸素が足りていない状態です。

睡眠時間を確保し、ホットタオルやマッサージなどを取り入れると、クマの改善につながります。

健康的な目元を手に入れるために、今日から始めてみてくださいね。

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