温泉王国とも言われている群馬県には、魅力的な温泉がたくさんあります。
この記事を見ている方の中にも、
「群馬の温泉に家族と一緒に行ってみたい」
そう考えている方がたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、群馬の有名な温泉地をいくつか紹介していきます。
群馬にある家族連れに最適な温泉地12選!
では早速、群馬にある子連れに最適な温泉地をいくつか紹介していきます。
宝川温泉
宝川温泉というのは、群馬県北部のみなかみ町にある、日本を代表する温泉地です。
そんな宝川温泉には様々な温泉があるのですが、中でも汪泉閣はテレビや雑誌でも取り上げられるほどの人気を集めています。
4つの露天風呂を同時に堪能できる魅力的な温泉となっていますので、家族旅行にも最適です。
宿泊客だけでなく、日帰り入浴も可能となっていて、専用の湯浴み着を着用すれば混浴も可能となっていますので、家族みんなでお風呂を楽しみたいと考えている方にもおすすめです。
草津温泉
草津温泉は、日本三名泉にも数えられている日本を代表する温泉地です。
他では中々見ることができない湯畑もありますので、特別な経験をしたいと考えている方に最適です。
また、草津から出ている源泉は温度が50度近くになりますので、湯もみをしなければ入れません。
この草津ならではの湯もみを見学できるのも、草津旅行の醍醐味と言えるでしょう。
温泉だけでなく、お土産屋や飲食店もたくさん並んでいますので、温泉を堪能しながら草津ならではの文化や街並みを堪能したいという方にもおすすめできます。
法師温泉
先ほど解説した宝川温泉と同じみなかみ町に位置している法師温泉は、上信越高原国立公園にある秘湯です。
そんな知る人ぞ知る温泉地で特に人気を集めているのが、長寿館という温泉です。
この温泉は、与謝野晶子や川端康成などの歴史人が訪れたことでも知られています。
長寿館は日帰り入浴も可能となっていますので、気になる方は是非足を運んでみてください。
伊香保温泉
伊香保温泉は、群馬を代表する温泉地と言っても過言ではない程の人気を集めています。
1900年以上の前に発見されたと言われている古湯を堪能することができますので、温泉好きにはたまらないスポットと言えるでしょう。
365段の石段が映える観光スポットとしても注目を集めていて、毎年多くの観光客で賑わっています。
中には、
「なぜ365段なの?」
という疑問を持つ方もいると思いますが、この石段には「365日温泉が賑わって欲しい」という意味が込められているのです。
そんな細かな部分までこだわって維持、運営されている伊香保温泉は、家族連れにも最適の温泉となっていますので、時間を見つけて是非訪れてみてください。
尻焼温泉
尻焼温泉は、群馬県の北西部、妻群中之条町にあります。
この地区は「日本で最も美しい村」としても認定されていて、豊かな自然を満喫しながら温泉を楽しめます。
一般的な温泉とは違い、川底から湧き出している温泉をせき止めて作られている「川風呂」に入ることもできますので、
「子どもに普段とは違う経験をさせてあげたい」
「質の高い温泉でのんびりしたい」
と考えている方にも最適です。
尻焼温泉には、宿泊客しか利用できない温泉がたくさんありますが、星ヶ丘山荘は日帰り入浴も可能となっていますので、近くを訪れた際は是非足を運んでみてください。
万座温泉
万座温泉は、海抜1,800メートルの場所にある絶景温泉地です。
先ほど紹介した、上信越高原国立公園の中にあり、夏はハイキング、冬はスキーなどで賑わっています。
各温泉宿が、工夫を凝らして絶景の露天風呂を作り上げていますので、本格的な温泉を堪能したいと考えている方に最適です。
日帰り湯などもたくさんありますので、湯めぐりをしたいと考えている方にもおすすめできます。
霧積温泉
霧積温泉は、標高1,000メートルの場所にある温泉地で、秘境中の秘境となっています。
明治時代から様々な政界人、文学界の重鎮などが訪れているため、歴史ある温泉地としても知られています。
有名な温泉地から出る源泉は、比較的高温になっていることが多いのですが、霧積温泉は40度前後となっていますので、熱いお湯が苦手な方や小さな子どもと一緒でも安心です。
霧積温泉に泊まりで行ってみたいと考えている方には、金湯館という温泉宿がおすすめです。
ここは、最寄駅から約13キロも離れている山奥に位置しているため、自然と触れ合いながら温泉を堪能できます。
ただ、道中はスマホが圏外になりますので、事前にルートなどを確認しておきましょう。
水上温泉
水上温泉は、利根川沿いに広がっている温泉街です。
自然を活かした様々なアクティビティもありますので、子ども連れからも人気を集めています。
水上ICから車で約7分と、東京からのアクセスも良いため、都会の喧騒を離れてのんびりしたいと考えている方にもおすすめです。
日帰り入浴ができる温泉もあるのですが、先ほども解説したように水上温泉は、
・ラフティング
・キャニオニング
・ハイドロスピード
・バンジージャンプ
などの自然を活かしたアクティビティが豊富ですので、是非温泉宿を取ってのんびりと楽しんでみてください。
四万温泉
四万温泉は、群馬の山間部にあるノスタルジックな温泉地です。
四万温泉は、
「四万の病を癒す霊泉」
という伝説が残っており、現在でも様々な効果に期待されています。
源泉は飲泉ができるほど質が高く、敏感肌の方にもおすすめです。
誰でも利用できる公共の共同浴場などもありますので、湯めぐりをしてみるのも面白いかもしれません。
老神温泉
老神温泉は、神が開いたと言われている伝説の温泉地です。
この温泉地には、
「蛇に化身した赤城山の神が、ムカデに化身した男体山の神との闘いで流れ矢に当たり、赤城山山麓で矢を抜いて地面に刺したところ、たちまち湯が沸いてきた」
という伝説が残っています。
老神温泉には様々な温泉宿があり、それぞれで特徴が大きく異なります。
日帰り入浴ができる温泉もたくさんありますので、気軽に有名な温泉を楽しみたいと考えている方にも最適です。
猿ヶ京温泉
猿ヶ京温泉は、みなかみ町に位置している歴史ある温泉地です。
有名な上杉謙信が名付けたとも言われているこの温泉地には、様々な伝説が残っています。
緑に囲まれた自然豊かな温泉地となっていて、
・キャンプ
・カヤック
などのアウトドア体験も可能となっていますので、自然と触れ合いたいと考えている方にもおすすめです。
川場温泉
最後は、川場村にある「川場温泉」です。
この温泉地は、登山客からも人気を集めている「武尊山」の麓にあり、登山のついでに立ち寄る方もたくさんいます。
また、脚気川場としても有名な温泉地であり、脚気に悩む方のために有名な「空海」が見つけたという伝説も残っています。
川場温泉周辺には、
・お土産屋
・レストラン
・日帰り湯
などが併設された道の駅もありますので、子ども連れにも最適です。
夏場はブルーベリーの摘み取り体験も行えますので、興味がある方は是非足を運んでみてください。
まとめ
温泉王国とも呼ばれている群馬県には、魅力的な温泉地がたくさんあります。
今回紹介した温泉地はどれも全国的に有名ですが、それぞれで特徴が大きく異なりますので、事前にリサーチをしたうえで気になる温泉地をピックアップしてみてください。
また、日帰り入浴ができる所もありますが、日帰りだとどうしても時間が足りず、周辺の街並みやアクティビティを堪能するのが難しくなりますので、可能であれば温泉宿を取り、旅行として出かけてみることをおすすめします。